中国人留学生・王千源さんは、チベット支持を表明したために中国国内や海外に住む中国人から恐喝や嫌がらせを受けています。
個人的には、王さんの発言には何ら問題はないと思います。
今の中国の状況を憂慮してこその発言だろうし、母国を想う気持ちがあってこそああいった趣旨の発言をしたのでしょう。
言論の自由という観点で見ても、王さんの発言に対して責めるところはないでしょう。
問題なのは、この発言を受けて一斉に王さんを非難したり、嫌がらせをしている人たちです。発言されたことに対して疑問を持つことは悪いことではないですが、その対抗の仕方・反論の仕方が問題なのです。
中国人留学生向けのサイトに「売国奴」と書かれた顔写真を出してみたり、王さんの個人情報を掲載したり、脅迫メールを送ったり。
こんなこと言語道断です。
国家や世間の風潮に扇動された人たちが、言論の自由というところから逸脱したまったくもって理解できない行動を犯しています。
言いたいことを言わせずに国の主張を断固として曲げない国家というのはどうなんでしょうか。
国の主張とは違う主張も寛容に受け入れて、国民の様々な意見を集約してこそより良い国家ができるような気がします。
そして、違う主張が展開されたからと言って、不条理な手段でその主張を非難するのではなく、言論で対抗することが必要です。
今回の件のように、国家や自分の国の問題点を、多少の批判を覚悟しながらも発言できる勇敢な人が一人でも多く出てくることを願っています。
そして今回の王さんの発言が今後、中国にとって少しでも良い影響をもたらすことを切に願います。
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